こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツなど、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
representの意味は「再び(re)前に(pre)出す(sent)」⇒「代表する」「~に相当する」のイメージ
representは「再び(re)」+「前に(pre)」+「出す(sent)」の3パーツで構成される単語です。
再び前に出る≒何度も前に出る⇒「代表する・相当する」というイメージで覚えます。
1、~を代表する・~に相当する
representの使用法・例文
I represent the mayor at a ceremony
式で市長の代理を務める※参考・例文引用「goo辞書」
●他動詞が取れる文型は第3・4・5文型(SVO・SVOO・SVOC)
●自動詞が取れる文型は第1・2文型(SV・SVC)
●SVCの時「S=C」、SVOCの時「O=C」が成り立つ
●補語:Cになれるのは「名詞・形容詞」
●目的語:Oになれるのは「名詞」のみ
representの関連語・representative
represent自体も基本的な単語で良く出てくるのですが、関連語であるrepresentativeの方が頻度としては良く使われるかもしれません。
イメージ自体は「何度も前に出る」というrepresentと変わらないので、まとめて覚えておきたいですね。
名詞の用法(可算名詞)
1、代表者
形容詞の用法
1、代表する・象徴する
ちなみにrepresentativeにはさらに関連語があります。
それはrepresentationという名詞で、「代表・表現」の意味を持っており、これだけだとrepresentativeの名詞用法とだいぶ似ています。
余談:ラップ用語のレペゼンはrepresentの略 レペゼン池袋=「イケブクロ代表」 レペゼン地球=「地球代表」
representの発音はrèprizént。
あえてカタカナで表記するとレプリゼントとなるのですが、これを略したものがラップ用語のレペゼンです。
Buster Brosの楽曲には「レペゼン池袋」というフレーズが出てくる事がありますが、「俺らがイケブクロ代表だぜ!」と言っている訳ですね。
他にもyoutuberで「レペゼン地球」というDJ groupがありますが、こちらはもっと規模が大きくて「俺らこそ地球の代表者!」という壮大な意味になっています。
representの語源・構成パーツ「再び(re)」+「前に(pre)」+「出す(sent)」
ここからは語源・構成パーツから「represet」を覚えていきましょう。
representの構成パーツは「再び(re)」+「前に(pre)」+「出す(sent)」です。
各パーツの意味や語源・使用する単語について紹介します。
接頭語「re」の意味は「再び/後ろへ」
接頭語「re」には今回respectで紹介した「再び」以外に「後ろへ」の意味もあります。
以前にも紹介しましたが「re」という接頭語はめちゃめちゃメジャー…!
使用する単語はとても多いです。
数が多いだけに、関連付けてしっかり覚えてしまいたいですね。
- 単語一覧 ※クリックで展開
- 動詞
rebel⇒(再び戦争を起こす)⇒「反抗する」recall⇒(再び呼び戻す)⇒「思い出す」
react⇒(応えて行う)⇒「反応する」
recede⇒(後ろへ行く)⇒「後退する」
receive⇒(再び取る⇒取り戻す)⇒「受け取る」
recite⇒(再び引用する)⇒「復唱する・暗唱する」
reclaim⇒(再び主張する)⇒「再要求する・取り戻す」
recline⇒(後ろへ曲げる)⇒「寄りかかる」
recognize⇒(再び知る)⇒「認識する・見覚えがある」
recollect⇒(再びともに集める)⇒「思い出す」
reconcile⇒(再び折り合わせる)⇒「和解させる」
reconstruct⇒(再び築く)⇒「再建する」
record⇒(再び心に呼び戻す)⇒「記録する」
recreate⇒(再び作る事をする)⇒「気晴らしをする」
recure⇒(再び走る)⇒「再発する」
recycle⇒(再び循環させる)⇒「リサイクルする」
refer⇒(運び戻す)⇒「~を参照する」
refine⇒(再度終わらせる)⇒「改良する」
reflect⇒(曲げ返す)⇒「反射する」
reform⇒(再び形づくる)⇒「改良する」
reflesh⇒(再び新鮮にする)⇒「元気を回復させる」
refuse⇒(注ぎ戻す)⇒「拒絶する」
regenerate⇒(再び生み出す)⇒「~を再生する」
regress⇒(後ろへ歩く)⇒「後戻りする」
reject⇒(投げ返す)⇒「拒絶する」
relax⇒(再び緩める)⇒「リラックスする、緩める」
relieve⇒(再び起き上がらせる)⇒「緩和する、安心させる」
relocate⇒(再び億)⇒「移転させる」
remedy⇒(再びいやす)⇒「治療する」
remit⇒(繰り返し送る)⇒「送金する・支払う」
remove⇒(再び動かす)⇒「取り除く」
renew⇒(再び新しくする)⇒「更新する、新しくする」
renovate⇒(再び新しくする)⇒「修理する、新しくする」
repait⇒(再び準備する)⇒「~を直す・修理する」
repeat⇒(再び求める)⇒「繰り返す・復唱する」
replenish⇒(再び満たす)⇒「補充する」
replicate⇒(再び折り重ねる)⇒「~を複製する」
reply⇒(折り返す)⇒「返答する」
report⇒(運び戻る)⇒「報告する」
reprehand⇒(掴み戻す)⇒「非難する」
repress⇒(押し戻す)⇒「抑える」
require⇒(再び求める)⇒「必要とする」
resent⇒(再び感じる)⇒「憤る」
reserve⇒(後ろで保つ)⇒「取り置きする」
resign⇒(再び署名する)⇒「辞職する」
resist⇒(反対して立つ)⇒「~に抵抗する」
resolve⇒(解き戻す)⇒「解決する」
restore⇒(再び立てる)⇒「元の状態に戻す」
restain⇒(締め戻す)⇒「抑制する」
restrict⇒(再び締める)⇒「制限する」
resume⇒(再び取る)⇒「再開する」
retain⇒(再び保つ)⇒「保持する・保有する」
retract⇒(後ろへ引っ張る)⇒「引き戻す」
reverse⇒(後ろ向きにする)⇒「反転する・逆にする」
revert⇒(後ろに向ける)⇒「戻す」
revise⇒(再び見る)⇒「改正する」
revive⇒(再び生きる)⇒「復活させる・生き返らせる」
revoke⇒(再び呼ぶ)⇒「~を取り消す」
revolve(再び回る)⇒「回転する」
名詞
recourse⇒(流れ変える)⇒「頼る事」reduction⇒(後ろへ導く事)⇒「縮小」
refrigerator⇒(再び冷たくするもの)⇒「冷蔵庫」
refugee⇒(逃げ返される人)⇒「難民」
Renaissance⇒(再び生まれる)⇒「文芸復興、ルネサンス時代」
reputation⇒(再考された事)⇒「評判」
resident⇒(戻って座る人)⇒「居住者」
residue⇒(残って座っているもの)⇒「残余」
restructure⇒(再び建てる)⇒「リストラ・再編成」
revenue⇒(再び来るもの)⇒「収入」
形容詞
relevant⇒(再び持ち上げるべき)⇒「関係のある」remote⇒(後ろに動いた)⇒「遠い」
replete⇒(再び満たされた)⇒「たっぷりの」
※参考・引用「THE ENGLISH CLUB」「鈴木陽一(2000),DUO3.0,ICP Corporation 」「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「pre」の意味は「前に」
「pre」は「前に」の意味を持つパーツです。
「pre」には日本語で分かりやすい単語が一つあります。
それが「プリペイドカード」
プリペイドはprepaidと書くのですが、
- pre(前に)paid(払う)⇒前払い
という訳であらかじめ入金して使用するSUICAなどの決済サービスの事をプリペイド(カード)と呼ぶ訳ですね。
- 単語一覧 ※クリックで展開
- 名詞
precaution⇒先に注意する⇒「警戒・用心」predecessor⇒前に離れた人⇒「前任者」
prefecture⇒先に作られたもの⇒「県・府」
prejudice⇒前もって判断する⇒「先入観・偏見」
premise⇒前に送るもの⇒「前提」
preposition⇒前に置かれたもの⇒「前置詞」
prerequisite⇒前もって必要なもの⇒「必要条件・要件」
president⇒前に座る人⇒「大統領・社長」
動詞
precede⇒前に行く⇒「先に起こる・先行する」predict⇒前もって言う⇒「予測する」
prefer⇒先に運ぶ⇒「好む」
prepare⇒前もって準備する⇒「準備する・準備させる」
prescribe⇒前もって書く⇒「処方する」
preserve⇒前もって保つ⇒「保存する」
presume⇒前もって取る⇒「推定する」
pretend⇒前もってのばしておく⇒「ふりをする」
prevail⇒前に価値が広がる⇒「普及する」
prevent⇒前に来る⇒「防ぐ」
形容詞
precise⇒先に切っておく⇒「正確な」prehistoric⇒歴史の前⇒「先史の・時代遅れの」
preliminary⇒境界の前⇒「予備の・順位の」
previous⇒前の道に満ちている⇒「以前の」
※参考・引用「THE ENGLISH CLUB」「鈴木陽一(2000),DUO3.0,ICP Corporation 」「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
sent=send 意味は「送る・伝える」
representを構成する最後のパーツ「sent」はそのまま「send(送る・伝える)」の意味の単語です。
send自体の原義は「行かせる」という意味で、そこから派生して「送る・伝える」という意味になりました。
「場所」を直接目的語に取る事が出来ない点に注意です。
例えば「I’ll send a package to Saitama」のようにSVO文型を取ったうえで「前置詞+場所」の形でくっつけるのはOKですが、
「I’ll send Saitama a Package」はSVOO文型を取ったうえで、場所がOになってしまっているのでNG
SVOO文型をとるときは「I’ll send him a Package」のように人、目的語の順でOにとります。
representの意味・覚え方のまとめ
最後にまとめです。
●関連語に名詞・形容詞の用法を持つrepresentativeがある
(さらにrepresentativeの関連語には不可算名詞のrepresentationがある)
下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!