こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
”regardless of”は「~にかかわらず」の意味、つまり譲歩を表現します。
同じ譲歩を表す”in spite of”,や”despite”とはややニュアンスが異なる事に注意です!
”regardless of”の意味と使い方 「~にかかわらず(譲歩)」を意味する
●~にかかわらず(=譲歩の意味)
She will carry out her plan, regardless of expense.
費用がいくらかかろうが彼女は計画を実行するだろう。The story remains true regardless of whether you choose to ignore it or not.
君が無視しようがしまいがその話が本当である事に変わりはない。Regardless of age or sex, everybody can apply for the contest.
年齢、性別に関係なく誰でもコンテストに応募できます。※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”regardless of”の語源は「注視(regard)しない(less)」
”regardless of”と”in spite of”, “despite”の意味の違い
”regardless of”は無頓着 ”in spite of”, “despite”は逆境に立ち向かうイメージを持っています。
●”in spite of”, “despite”⇒「~にもかかわらず」
余談:”regard”の語源は古フランス語の”regarder”「集中して(re)護衛する(garder)」
余談ですが”regard”は古フランス語の”regarder(見る)”が語源になっています。
さらにregarder自体の語源をたどると“re(再び・集中)”と”garder(守る)”の2パーツで構成されていて、そこから派生した結果“regard”=「~を注視」の意味が生まれました。
オックスフォード英英辞典にも”regard”について下記の記述があります。
Origin
Middle English from Old French regarder ‘to watch’, from re- ‘back’ (also expressing intensive force) + garder ‘to guard’.
古フランス語の”regarder”に由来する。
”regarder”は「見る」の意味を持ち、「再び」に加えて「集中力」を表す”re”と「守る」を表す”garder”が組み合わさっている。※参考・引用「LEXICO」
“regardless of”の意味と語源・覚え方のまとめ
“regardless of”の意味と語源・覚え方のまとめです。
⇒”regardless of”で1つの前置詞として扱う。
●同じ譲歩の意味を持つ表現に”in spite of”, “despite”がある。
⇒”regardless of”とはニュアンスの違いがあるので注意
※”regardless of”は無頓着、”in spite of”, “despite”は逆境に立ち向かうイメージ
下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!