こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「pre(前に)」+「via(道)」+「ous(形容詞語尾)」の3パーツで構成されている単語です。
「過去の軌跡」がコアイメージで、“previous“=「以前の」「事前の」の意味を持ちますよ!
”previous”の意味と使い方 コアイメージは「過去の軌跡」
”previous(発音:príːviəs/ プリィーヴィアス)”は「以前の」「事前の」の意味を持つ単語です。
「pre(前に)」+「via(道)」+「ous(形容詞語尾)」の3パーツで構成されている単語で、「過去の軌跡」がコアイメージです。
“former”と”privious”の違い
”previous”は順番的に「前の」事柄を表すことが多いです。
それ以外の「前の」って何かあったっけ?
ニュアンス的には「元の・かつての」に近い感じ…!
例えば”a former principal of the school(学校の前校長)”といったら学校の「元校長」であり、
今は校長ではないイメージがありますよ!
このように”previous”で「前の」を表すものは、単純に時系列的・順番的に前である事を表しますが、現在どうなっているかまでは分かりません。
①前の、以前の、事前の
②直前の、1つ前の
previously(副詞)
①以前に、前もって
②昔は、以前は
former(形容詞)
①以前の、かつての、昔の
②前の、初めの、前者
a better result than we’ve had in previous years
これまでの年を上回る成績This article is worse than the previous one.
この記事は前のより悪いShe has three years previous experience as a stylist.
彼女は以前にスタイリストとしての経験が3年間あるHe asked me if I had called him up the previous night.
前の晩に電話をくれたかどうか彼は私に尋ねた※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”previous”の語源はラテン語のpraevius 意味は「以前の道」
”previous”の語源についても、確認していきましょう。
”previous”の語源はラテン語の”praevius”で意味は「以前の道」です。
オックスフォード英英辞典には”previous”の起源について、下記の記載があります。
Origin
Early 17th century from Latin praevius ‘going before’ (from prae ‘before’ + via ‘way’) + -ous.※参考・引用「LEXICO」
記載内容についての訳は下記の感じです。
構成パーツで覚える”previous” 「pre(前に)」+「via(道)」+「ous(形容詞語尾)」
ここからは構成パーツの面から”previous”について覚えていきましょう
”previous”の構成パーツは「pre(前に)」+「via(道)」+「ous(形容詞語尾)」の3つです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“pre”は「前に」を意味するパーツ
“pre”は「前に」を意味するパーツです。
単語によっては”pro/pur”等の形に変化して使われる事もあります。
「前もって宣言すること」がコアイメージで、“predict“=「予言する」「予測する」の意味を持ちますよ!
その他の“pre/pro/pur”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”via/vi/way/wei”は「道」を意味するパーツ
”via/vi/way/wei”は「道」を意味するパーツです。
上記の他にも”vey”や”voy”など様々な形に変化して使われる事もあり、一見このパーツが使われてるとは分かりづらい単語も多いです。
「進路上にある状態」がコアイメージで、“obvious“=「明らかな」の意味を持ちますよ!
その他の””via/vi/way/wei””を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
- 単語一覧 ※クリックで展開
- byway(名詞)
①わき道、裏道
②近道
③未開拓分野、あまり知られていない分野convoy
(名詞)
①輸送船団、コンボイ
②護衛、護送
(動詞・他動詞)
①護衛する、護送するdevious(形容詞)
①よこしまな、ずるい
②遠回りの、曲がりくねったinvoice
(名詞)
①送り状、請求書
(動詞・他動詞)
①送り状を作る、送り状を送るmotorway(名詞)
①高速道路obvious(形容詞)
①明らかな、明白な、見てすぐにわかる
②当然の、最良の
③分かり切った、見え透いた
④露骨な、あからさまなobviousness(名詞)
①明白さ、分かり切っていることobviously(副詞)
①明らかに、目に見えて
②言うまでもなく、確かにpervious(形容詞)
①以前の、前の、事前の
②直前の、1つ前のperviously(副詞)
①以前に、前もって
②以前は、昔は
③~前にrailway(名詞)
①鉄道subway(名詞)
①地下鉄(イギリスでは地下道)vector(名詞)
①ベクトル、方向料
②方向、進路
③(細菌などの)媒介生物vehicle(名詞)
①乗り物、輸送機関
②手段、媒体velocity(名詞)
①速度
②速さ、速力via(前置詞)
①~経由で、~を通って
②~によって、~の媒介でvogue(名詞)
①流行、人気
②流行っているものvoyage
(名詞)
①船旅、航海
②旅、探検
③人生航路
(動詞・他動詞)
①~を旅をする、~を航海する
(動詞・自動詞)
①旅する、航海するwagon(名詞)
①荷馬車
②ワゴンwave
(名詞)
①波、さざ波
②うねり
③高まり、増加、強まり
④(人などが)殺到、押し寄せること
⑤(手やハンカチを)振ること、振る合図
(動詞・自動詞)
①手を振って合図する、挨拶する
②揺れる、揺れ動く
(動詞・他動詞)
①振る、揺り動かす
②挨拶をする、手を振って合図するway(名詞)
①やり方、方法
②~のように
③流儀、癖
④風習
⑤道、通り道
⑥進路、方向
”ous”は形容詞を作るパーツ
”ous”は形容詞を作るパーツです。
”danger(危険)”に”ous”が加わる事で形容詞化しているわけですね。
このように品詞を決定するパーツは多くの単語で使われています。
その他の品詞を決定するパーツについても、下記で紹介していきます。
”previous”の意味と語源・覚え方のまとめ
”previous”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒「過去の軌跡」がコアイメージ
⇒”previous”=「以前の」「事前の」の意味を持つ
●”previous”の語源はラテン語の”praevius”で、意味は「以前の道」
下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!