こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツなど、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
negativeの意味は「悲観的な・否定の」=「否定(neg)」+「的(ative)」
1、悲観的な・否定の名詞としての用法
1、(写真の)ネガ・ネガフィルム
2、否定の
ただnegativeに名詞用法があり、「写真のネガ」がnegativeの略である事は知らない方もいたのではないでしょうか?
写真のネガが「negative」である理由=像を作りたい箇所「ではない(neg)」所に色がついているから
実はnegativeの名詞が持つ意味に「(写真の)ネガ・ネガフィルム」がある理由にも[否定(neg)]というパーツの意味が関わっています。ざっくり説明するとフィルム式の写真は「光に反応する紙」に光を当てて像を作っています。
例えば下図のような像を作りたいとすると…
negativeの「使用法・例文」+関連語
negativeの使用法・例文について紹介します。
形容詞用法の例文
a negative responsetothequestion
その質問に対する否定の答え名詞用法の例文
Hisreplywasinthenegative.
返事はノーだった
やはり使い方で多いのは「否定」の意味なので、ここでも「否定(neg)」+「的(ative)」というイメージが出来ていれば問題ありませんね。
ちなみにnegativeの関連語として「negativism」「negativity」という単語があります。
実は「negativism」=「negativity」で、どちらも「消極的思考」を意味する名詞です。
注意点としてはnegativeは可算名詞なのに対し、negativism・negativityは不可算名詞である事。
ぱっと見同じような意味に見えるのですが、可算名詞と不可算名詞では使い方が違います。
ちなみに可算名詞と不可算名詞の違いはこんな感じ。
⇒「a cup of~」などの表現で間接的には使用可能●不可算名詞には複数形がない
●同じ表現でも可算名詞と不可算名詞で表現が異なる。
[可算名詞に使う表現/不可算名詞に使う表現] many/much
few/little
negativeの語源・構成パーツ「neg」+「ative」
ここからは語源・構成パーツから「negative」を覚えていきましょう。
neativeの構成パーツは「neg(否定)」+「ative(形容詞を作る語尾)」のです。
「neg」は否定を意味するパーツ
「neg」の基本イメージは「否定」です。
例えばnegociateという単語は「暇(oti)がない(neg)状態にする(ate)」イメージから⇒「交渉する」という意味につながります。
「ative」は「傾向・性質・関係」の意味の形容詞を作る接尾語
「ative」もそうした語尾の一種で、「傾向・性質・関係」の意味の形容詞を作ります。
affirmative⇒「肯定的な」imaginative⇒「空想的な・想像力豊かな」
talkative⇒「口数の多い・話好きな」
下記に代表的なものを記載しておきます。
⇒「-ify」「-ize(-ise)」「-ate」「-en」形容詞を作る語尾
⇒「-able」「-ate」「-ic」「-ive」「-able」「-an」「-ite」「-ful」「-al」「-ical」「-ous」「-ary」「-ish」「-ent」「-less」
名詞を作る語尾
⇒「-ify」「-nce」「-thy」「-nce」「-ncy」「-ian」「-ion」「-ism」「-hood」「-al」「-ship」「-ment」「-ry」「-ness」
副詞を作る語尾
⇒「-ly」
negativeの意味・覚え方のまとめ
最後にまとめです。
●negativeには形容詞・名詞の用法があり、どちらも「neg(否定)」をコアイメージとして持つ
●名詞のnegativeとnegativism・negativityは意味は似てても名詞の可算・不可算が異なる
negativeはカタカナ英語として私たちにもなじみ深い単語なので、イメージがしやすいかもしれませんね!
下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!