【中へ(intro)導く(duc)】語源で覚える英単語「introduce」の意味・覚え方

こんにちは!コダックです。

英単語学習で大切なのは以下の事2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

 

 
コダック
今日の英単語は「introduce」! 大切なのは「intro(中に)」+「duce(導く)」というイメージを捉える事です!

introduceの意味「紹介する・導入する」

introduceは動詞。他動詞なので目的語を取ります。
1、~を紹介する
  「introduce A (to B)」AをBに紹介する
2、~を導入する
  「introduce A (into B)(in B)」AをBに導入する
「紹介する」の意味をはじめに習いますが、「導入する」という意味もニュースなどでよく使われます。
ですが後述する通り、元の意味「中に導く」を捉えられていればどちらの意味もイメージできると思います。
 
「introduce A (to B)」「introduceA(into B)(in B)」という形をそれぞれ紹介していますが、カッコ内は無くても使用可。
 

introduceの使用法・例文

introduceの使用法・例文についてです。

1、Let me introduce Mr. Brown to you.
  ブラウン氏をご紹介します。

2、introduce a new trend in contemporary poetry
  現代詩に新風をもたらす。

※参考・例文引用:「goo辞書

単純に直訳より、2の例文のように意訳される事も。
 
 
コダック
中学高学年レベルの英単語。多くの人になじみ深い単語かもしれませんね!

introduceの語源・構成パーツ「intro(中に)」+「duce(導く)」

ここからは語源・構成パーツから「introduce」を覚えていきましょう。

introduceは「intro/intra(中に)」「duce/duct/doc(導く・引く・教える)」という2つのパーツから構成されています。

 

前述の「ntroduce a new trend in contemporary poetry」という例文を紹介しましたが、

この例文もintroduceを「紹介する・導入する」と丸暗記だけだと訳がちぐはぐになってしまいそうですね。

 

 
コダック
パーツ構成が分かるとイメージが湧きやすいですね。

「intro/intra」の語源はラテン語! 「中に」以外にも「内部の」「以内」といった意味を持つ

intro自体はラテン語のintroを語源としています。

前述した「中に」の意味以外にも「内部の」「~以内」といった意味を持ちます。

例えば「intra(中に)」+「cardi(心臓の)」+「al(形容詞を作る語尾)」=intracardinal「心臓内部の・心内膜の」といった具合ですね。

名詞
intranet⇒(内部のネット)⇒「イントラネット(組織内部のネット環境の事)」

形容詞
intracardinal⇒(心臓内部)⇒「心内膜の」

 

動詞・形容詞・名詞を表す語尾

intracardinalにおいて「al」の語尾が形容詞を作る語尾だと紹介いたしました。

動詞や形容詞、名詞を表す語尾って何となくイメージできますけど、はっきりと習う事って少ないですよね。

以下に一覧を記載いたします。

 

動詞を作る語尾
 ⇒「-ify」「-ize(-ise)」「-ate」「-en」

形容詞を作る語尾
 ⇒「-able」「-ate」「-ic」「-ive」「-able」「-an」「-ite」「-ful」「-al」「-ical」「-ous」「-ary」「-ish」「-ent」「-less」

名詞を作る語尾
 ⇒「-ify」「-nce」「-thy」「-nce」「-ncy」「-ian」「-ion」「-ism」「-hood」「-al」「-ship」「-ment」「-ry」「-ness」

副詞を作る語尾
 ⇒「-ly」

 

形容詞と名詞がダントツで多い…!

 

分かりやすい例だと「relate/relative/relation」という単語の関係性があります。

  • relate⇒語尾が「-ate」⇒「~を関連付ける」を意味する動詞
  • relative⇒語尾が「-ive」⇒「相対的な」を意味する形容詞
  • relation⇒語尾が「-ion」⇒「関係・関わり」を意味する名詞

 

もちろん例外もあります。

例えばrelativeには「親戚」を表す名詞の用法があったりと、絶対の法則ではないのですが覚えておいて損はないです。

 

「duce/duct/doc」の意味は「引く」「導く」「教える」

「duce/duct/doc」の意味は「引く/導く/教える」です。

例えば「doc(教える)+tor(人)=(教える人)⇒医者」のようなイメージですね。

 

名詞
introduction⇒(中に導くこと)⇒「紹介」

production⇒(前に導く事⇒作り出すこと)⇒「生産」

reduction⇒(下の方に導くこと)⇒「控除」

seduction⇒(離れた所から導くこと)⇒「誘惑」

conduct⇒(一緒に導く)⇒「行動」

動詞
educate⇒(能力を外に導きだす)⇒「教育する」

induce⇒(中に導く)⇒「誘引」

※参照・引用:「THE ENGLISH CLUB

 

 

introduceの意味・覚え方のまとめ

今回のまとめです。

introduceは「intro(中に)」+「duce(導く)」という2つのパーツで構成されている為、以下の意味を持ちます。

1、~を紹介する
  「introduce A (to B)」AをBに紹介する
2、~を導入する
  「introduce A (into B)(in B)」AをBに導入する
 
 
コダック
基本は「intro(中に)」+「duce(導く)」!このイメージを固めれば、自然と訳は出てくると思います!
 
 
 
コダック
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下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!

 

 

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参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「LEXICO(https://www