こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
今日の英語表現は”insurance”!
「in(~する)」+「確実・安心な(sure)」+「名詞を作る語尾(nce)」の3パーツで構成されている単語です。
「安心な状態にするもの」がコアイメージで、“insurance“=「保険」「保険料」といった意味を持ちますよ!
”insurance”の意味と使い方 コアイメージは「安心な状態にするもの」
”insurance(発音:inʃúərəns/インシュアランス)”は「保険」「備え」の意味を持つ単語です。
「in(~する)」+「確実(sure)」+「名詞を作る語尾(nce)」の3パーツで構成されている単語で、「安心な状態にするもの」がコアイメージです。
例えば何か不安な事があって、それを確実で安心な状態にしたい時に「保険」を掛けますよね
ちなみに”insurance”は「保険料」や「保険金」の、どちらの意味も持っていますよ!
●「保険金」⇒保険会社が契約者に支払うお金
ですね。
お金の動きが逆ですが、どちらも”insurance”ですよ!
ちなみに派生元の”insure”は「保険をかける」「保証する」の意味を持つ動詞です。
insurance(名詞)
①保険、保険契約
②保険業
③保険料、掛け金
④予防措置、保険、備え
insure
(動詞・他動詞)
①保険を掛ける
②補填する
(動詞・自動詞)
①保険に入る
②備えをする、予防をする
insure oneself against sport accident
スポーツ傷害保険を掛けるinsure one’s house against fire for $100,000
家に10万ドルの火災保険を掛けるI’d like to insure this package, please.
この小包に保険を掛けたいのですが.This office is insured against fire for 100 million yen.
このオフィスは1億円の火災保険に入っています.※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”insurance”の関連語:warranty/guarantee
”warranty”と”guarantee”かぁ…
どっちも「保証する」って意味だっけ??
その通り。”insurance”が「保険」の意味を持つに対して
”warranty”と”guarantee”は「保証」の意味です。
ふーん、「保険」と「保証」かぁ…
具体的にはどう違うの??
「保険」=事故や災害などが原因の破損や故障が対象
「保証」=通常使用における破損や故障が対象
といったイメージですね。
”The television comes with a money-back guarantee.(このテレビは返金保証付きだ)”
⇒「普通に使用してて壊れたら返金しますよ」というイメージ
ちなみに”guarantee”と”warranty”はどう違うの?
「warranty」は”物(の性質)”を保証し、「guarantee」は”行動”を保証する事を表していますよ!
「こちらのテレビは3年は確実に動きますよ!」といった保証はwarranty
「こちらのテレビは3年以内に壊れたら交換しますよ!」といった保証ならguarantee
といったイメージですね!
テレビが壊れた時に「交換する事」を保証しているからguarantee
”insurance”の語源は古フランス語の”enseurer” 意味は「確実にする、確信、保証」
”insurance”の語源についても、確認していきましょう。
”insurance”の語源は古フランス語の”enseurer”、意味は「確実にする、確信、保証」です。
オックスフォード英英辞典には”insurance”の起源について、下記の記載があります。
Origin
Late Middle English (originally as ensurance in the sense ‘ensuring, assurance, a guarantee’): from Old French enseurance, from enseurer .※参考・引用「LEXICO」
記載内容についての訳は下記の感じです。
”guarantee”と”warranty”は古フランス語の”garant(保護)”が語源ですよ!
構成パーツで覚える”insurance” 「in(~する)」+「確実・安心な(sure)」+「名詞を作る語尾(nce)」
ここからは構成パーツの面から”insurance”について覚えていきましょう
”insurance”の構成パーツは「in(~する)」+「確実(sure)」+「名詞を作る語尾(nce)」の3パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“in/am/im/en/em”は「中に」「~にする」「上に」「~に対して」を意味するパーツ
”in”は「中に」「~にする」「上に」「~に対して」を意味するパーツです。
単語によっては「am/im/en/em」などの形に変化して使われる場合もあります。
例えば”embrace”という単語は「em(中に)」+「bra(腕)」の2パーツで構成されている単語です。
「腕の中に入れること」がコアイメージで、“embrace“=「抱きしめる」「喜んで応ずる」「受け入れる」の意味を持っていますよ!
●精神的に受け入れる=「喜んで応ずる」
というイメージですね!
その他の”in/am/im/en/em”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”sure”は「確実な・安心な」を意味するパーツ
”sure”は「確実な・安心な」を意味するパーツです。
”sure(確かな)”という単語があるので、このパーツはイメージしやすいですね!
”sure”を使った表現には”make sure(確認する・手配する)”がありますが、
これは「何かを確実なものにする為に」確認したり、手配するわけですね。
その他の”sure”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
- 単語一覧 ※クリックで展開
assure(動詞・他動詞)
①保証する、約束する
②~だと保証する、確信させる
③納得する
④~を確実にする
⑤保険をかけるassured(形容詞)
①自信のある、厚かましい
②保証された、確実な
③被保険者assuredly(副詞)
①確かに、確実にensure(動詞・自動詞)
①起こる、生じるinsurance(名詞)
①保険、保険契約
②保険業
③保険料、掛け金
④予防措置、保険、備えinsure
(動詞・他動詞)
①保険を掛ける
②補填する
(動詞・自動詞)
①保険に入る
②備えをする、予防をするreassure(動詞・他動詞)
①安心させる、自信を回復させる
②再保険を掛けるsure
(形容詞)
①~を確信している・きっと~できる(be sure of~等の形で)
②確かな、信頼できる
③しっかりした、ぐらつかない
④必ず起こる、避けられない
(副詞)
①(返答として)いいとも、もちろん、どういたしまして
②確かに、本当にsurely(副詞)
①確かに、きっと
②(否定文で)まさか
”nce”は名詞を作るパーツ
”nce”は名詞を作るパーツです。
例えば”difference(違い・相違)”という単語をイメージすると分かりやすいですね!
この単語の派生元は”differ(異なる)”という動詞ですが、そこに“nce”という名詞語尾がつく事で”different”という名詞が出来るわけです。
更に語尾を変えて”nt”という形容詞語尾を点けると”different(異なる・違う)”という形容詞になりますよね。
このように単語の品詞を決定するパーツは他にもあり、以下で紹介しています。
”insurance”の意味と語源・覚え方のまとめ
”insurance”の意味と覚え方についてのまとめです。
●”insurance”は「in(~する)」+「確実・安心な(sure)」+「名詞を作る語尾(nce)」の3パーツで構成されている
⇒「安心な状態にするもの」がコアイメージ
⇒”insurance”=「保険」「保険料」の意味を持つ
●”insurance”の語源は古フランス語の”enseurer”
⇒意味は「確実にする、確信、保証」
下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!