こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付はけが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツなど、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
honorの意味は「名誉/勲章(名詞)」
「~に栄誉を授ける/~に敬意を表す(動詞)」
①名誉
名詞用法(可算名詞)
①勲章
動詞用法(他動詞)
①~に栄誉を授ける
②~に敬意を表す
可算名詞のhonorは「勲章」の意味
「可算名詞と不可算名詞の見分け方」で一番分かりやすいと思うのは
それをバラバラにして、「意味がなくなるなら可算名詞」「意味が変わらなかったり、そもそもバラバラに出来ないなら不可算名詞」という見分け方です。
例えばpaperという名詞は「新聞(可算名詞)」「紙(不可算名詞)」の2つの意味を持ちます。
新聞は破ると役割を果たせなくなりますが、破っても紙は紙ですよね。
日本語の「オーナー(owner)」とは発音・綴りも別物!
ちなみに日本語で「オーナー」と言えば「所有者」を意味する「owner」の事ですが、honorとはスペルも発音も全く異なります。
- honor⇒(発音:ɑ’nər/アナァ)
- owner⇒(発音:óunər/オウナァ)
カタカナ読みした時に何となく似てしまうだけで、全く別の単語です。
ちなみにゴルフで最初にティーショットをする人の事を「オナー」と言いますが、こちらが「honor」です。
「オナー」は前ホールのスコアが1番良い人がつとめる為、まさに「名誉な事」というわけですね。
関連語: 同じ「honos」を語源に持つ単語「honest」
honorと同じく「honos」に由来する単語はもう一つあります。
それが「honest(発音:ɑ’nist/アニィストゥ)」、「正直な」を意味する形容詞です。
最初にラテン語「honos」は「名誉・誠実」を意味するラテン語だと説明しましたが、
下記のようにそれぞれの意味が「honor」と「honest」へ派生していったイメージですね。
●「誠実」の意味⇒honest
honorの例文・使い方
honorの例文・使い方について紹介します。
名詞用法の例文
The president held a dinner in honor of the king.
大統領は国王に敬意を表して晩餐会を催した。動詞用法の例文
I am most honored to be invited.
ご招待にあずかり光栄の至りです。He honored his father and his mother.
彼は父と母を尊敬していた。※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
2つ目の例文では前述の通り、「be honored to do」で「~で光栄です」の意味になっていますね。
もう少し長い表現になる時はthat節を使用する事もあります。
in honor of「~に敬意を表して」
「in honor of~」は「~に敬意を表して」を意味する表現です。(1つ目の例文)
「in honor of~」は「in One’s honor」として言い換えが可能なので、
1つ目の例文の場合「in honor of the king」=「in the king’s honor」(国王に敬意を表して)と言い換える事が出来ます。
honorの意味・覚え方のまとめ
honorについてのまとめです。
※同じ語源を持つ単語に「honest」がある。
●honorの意味は「名誉/勲章(名詞)」「~に栄誉を授ける/~に敬意を表する(動詞)」
※「be honored」で「光栄に思う」の表現は鉄板!
※「in honor of」(~に敬意を表して)は一つの前置詞扱いで覚える!
下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!