こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツなど、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
damageの意味は「損害」 ”物理的”な損害・”精神的”な損害のどちらも表す
①物理的な損害
②精神的な損害
動詞用法(他動詞)
①~に損害を与える
関連語:「loss」 同じ「損害」の意味を持つ単語、lossとdamageの違いは?
分かったような分からないような…!泣
具体的に言うとどんな感じ?
例えば僕が空き店舗を借りて雑貨屋を始める契約をしたとします。
この時に貸主側の不具合で、水道管が破裂したとしたら…?
商品がびしょ濡れで売り物にならなくなってしまいますよね。これが「損害(damage)」のイメージです。
加えて水道管が破裂したらしばらく営業できなくなってしまいます。
すると本来営業していた場合に、得られていたであろう利益を失ってしまいます。これが「損失(loss)」のイメージです。
どちらの例でも損している事は確かなのですが、
水道管の破裂で直接的に商品がダメになってしまったので「damage」
水道管の破裂で、営業機会が失われてしまったので「loss」
というわけですね!
同じ語源を持つ単語:damn「ちくしょう」「~をけなす」「まったく・すごく」
damn=ヤバイ? damnはポジティブな意味にも使用可能
damnは日本語のスラング「ヤバイ!」と同じイメージです。
「ヤバイ」の語源は江戸時代の矢場(射的場)で隠れて売春を行っていたのが「ばれるとヤバイ(矢場い)」から来たという説があります。
語源からして明らかにネガティブ表現だったのが、今では「すごい」などのポジティブな意味でも使われていますね。
元々ネガティブな意味だったのが、使われるうちにポジティブな意味でも使用されるのは良くある事なのかもしれません。
damageの例文・使い方
名詞用法の例文
The flood did untold damage to the village.
洪水が村にはかりしれない被害を与えた。the serious damage.
深刻な損害動詞用法の例文
His reputation was damaged.
彼の評判に傷がついた。※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「do damage to ~」「cause damage to~」で「~に損害を与える」の意味
damageは不可算名詞。ただし「形容詞+不可算名詞」の形でも不定冠詞(a,an)を使わない
●不可算名詞は複数形に出来ない
「形容詞+不可算名詞」=「可算名詞」になるパターンと、絶対に可算名詞にならない単語
イメージ的には「浅い知識(a shallow knowledge)」「専門知識(a specialized knowledge)」などほかの「知識」と差別化された感じ。
- 「knowledge」は形容詞がかかる事で「a thorough knowledge」のように不定冠詞がつけられる。
- 「damage」は形容詞がかかっても不定冠詞はつけられない。(※「a serious damage」⇒×)
- 単語一覧 ※クリックで展開
- advice⇒「助言」
applause⇒「拍手喝采」
conduct⇒「品行」
damage⇒「損害」
equipment⇒「設備」
fun⇒「楽しみ」
harm⇒「害」
homework⇒「宿題」
information⇒「情報」
luck⇒「運」
news⇒「知らせ」
progress⇒「進歩」
weather⇒「気象」
work⇒「労働」
damageの意味・覚え方のまとめ
⇒そこから派生してdamageの意味は「損害(名詞)」「~に損害を与える(動詞)」
●damageの損害は「精神的な損害」「物理的な損害」どちらも表す。
●lossとdamageの違いは「失う事による損害」かどうか
●「do damage to~」「cause damage to~」で「~に損害を与える」
●damageは形容詞がかかっても不定冠詞(a,an)がつかない
下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!