こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツなど、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
blameの意味は「~を責める/~のせいにする(動詞)」「責任(名詞)」
blame(発音:bléim/ブレェィム)の意味は「~を責める/~のせいにする(動詞)」「責任(名詞)」です。
blameは「冒涜する」の意味のラテン語「blasphemare」を語源とする単語です。
そこから派生して「責める」「~のせいにする」といった意味が生まれました。
①~を責める/~のせいにする
名詞用法(不可算名詞)
①責任
blameには名詞用法もあって、たいてい「the blame」の形で何かの失敗などに対する「責任」の意味で使われます。
例えば“take the blame for A”で「Aの責任を取る」の表現などがあります。
blameの例文・使用法
blameの例文・使用法について紹介します。
Don’t blame it on me.
私のせいじゃないI was blamed for the murder.
殺人のぬれ衣を着せられた。Who is to blame for his death?
彼が死んだのは誰のせいだ?※参考・例文引用「goo辞書」
blameの目的語は「責任がある人(blame A for B)」、「責める原因(blame A on B)」の両方
目的語になるのは責める対象、責める原因の両方です。
例えば1つ目の例文では責められる原因を目的語にとっています。”blame A on B”「B(人)をAの事で責める」。
同じ意味で「責任がある人」を目的語にとった表現が”blame B for A”「B(人)をAの事で責める」です。(2つ目の例文)
●blame A on B
●blame B for A
「it」の責任が「Your love」にあると言っていて、
「色々やらかしちゃうし、あなたの事を悲しませちゃう(=it)けど、それは全部あなたの愛のせいなんだよ」と歌っています。
ちなみにblameは他動詞なので「主語に責任がある」場合は受動態を使います。(2つ目の例文)
ですがblameには、慣用的に能動態を使う表現があります。
それが次で紹介する「A be to blame」の表現です。(3つ目の例文)
”A be to blame”「Aに責任がある」 「主語=責任がある」の関係性
”A be to blame”は「Aに責任がある」の意味をもつ慣用表現です。
上でも少し紹介しましたが、blameは他動詞なので「目的語=責任がある」の関係になります。
という事は本来ならば、”A be to be blame”の形で「Aに責任がある」の意味になるはずですよね。
形としては能動態なのに、通常時とは意味が異なるのが”A be to blame”の特徴です。
blameの言い換え表現:「責める」を持つ表現は他動詞ばかり
●accuse
・accuse A of B「Bの件でAを責める」
⇒A be accused of B 「Bの件でAは責められる」
●criticize
・criticize A for B 「Bの件でAを非難する」
⇒A be criticized for A「Bの件でAは非難される」
blameの意味・覚え方のまとめ
blameについてのまとめです。
●動詞と名詞の用法があり、意味は「~を責める/~のせいにする(動詞)」「責任(名詞)」
●動詞用法の時は他動詞。「主語=責める側・非難する側」
⇒ただし慣用表現”A be to blame (for B)”「(Bの件は)Aに責任がある」は例外
下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!