こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「ac(~の方へ)」+「cur(注意する、気にかける)」+「ate(形容詞語尾)」の3パーツで構成されている単語です。
「何かに対して注意を払うこと」がコアイメージで、“accurate“=「正確な」「精密な」の意味を持ちますよ!
”accurate”の意味と使い方 コアイメージは「何かに対して注意を払うこと」
”accurate(発音:ǽkjurət/ アキュゥラァトゥ)”は「正確な」「精密な」の意味を持つ単語です。
「ac(~の方へ)」+「cur(注意する、気にかける)」+「ate(形容詞語尾)」の3パーツで構成されている単語で、「何かに対して注意を払うこと」がコアイメージです。
注意を十分払われたので「正確」だったり「精密」だったりするわけですね!
”accurate”は計算の結果や測定の値などが誤差が無い(=精密である)ことを表す場合が多いです。
ちなみに情報などが事実と一致している(=正しい)ことをあらわす場合は、後述する”correct”を使用します。
①正確な、間違いのない
②精密な、誤差のない
accuracy(名詞)
①的確さ、確実さ
②精度、正確さ
accurately(副詞)
①正確に、精密に
The new computer is accurate in predicting the course of typhoons.
その新型コンピュータで台風の進路が正確に予測できる.She was able to give the police an accurate description of her attacker.
彼女は警察に,自分を襲った人物の正確な描写をすることができたMy watch is more accurate than yours.
私の時計は君のより正確だ.※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”accurate”の関連語:”correct”の意味と使い方
上でも少し紹介しましたが、「情報などが事実と一致している」という意味での「正確さ」をあらわす場合は”correct”を使用する場合が多いです。
”correct(発音:kərékt/ カァレェクトゥ)”は「正確な」「正しい」の意味を持つ単語です。
「co(強意)」+「rect(導く)」の2パーツで構成されており、「完全に導く」⇒「まっすぐにする」のコアイメージを持つ単語です。
「まっすぐにする」のイメージを持つだけあって、
間違ったり、歪んでしまっているものを「矯正する」の意味で使われる事もありますよ!
correct
(形容詞)
①正しい、正確な
②ふさわしい
③礼儀正しい、礼儀にかなった
(動詞・他動詞)
①訂正する、矯正する
②添削する
③誤りを指摘する。
correction(名詞)
①訂正、修正、校正
②もとい
correctly(副詞)
①正しく、正確に、適切に
incorrect(形容詞)
①不正確な、間違った、誤った
②(決まりなどに)不適当な、穏当でない
incorrectness(形容詞)
①不正確、間違い
incorrectly(副詞)
①間違って
”accurate”の語源はラテン語の”accurare” 意味は「~に向けて」+「注意する」
”accurate”の語源についても、確認していきましょう。
”accurate”の語源はラテン語の”accurare”で、意味は「~に向けて」+「注意する」です。
オックスフォード英英辞典には”accurate”の起源について、下記の記載があります。
Origin
Late 16th century from Latin accuratus ‘done with care’, past participle of accurare, from ad- ‘towards’ + cura ‘care’.※参考・引用「LEXICO」
記載内容についての訳は下記の感じです。
構成パーツで覚える”accurate” 「ac(~の方へ)」+「cur(注意する、気にかける)」+「ate(形容詞語尾)」
ここからは構成パーツの面から”accurate”について覚えていきましょう
”accurate”の構成パーツは「ac(~の方へ)」+「cur(注意する、気にかける)」+「ate(形容詞語尾)」の3つです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
”ac”は「~の方へ・方向」を意味するパーツ
”ac”は「~の方へ・方向」を意味するパーツです。
単語によっては「ad/at/ap/af/as/ag/ac/a」などの形に変化して、使用される場合もあります。
「何かに対して声を上げる事」がコアイメージで、“advocate“=「主張する」「支持する」の意味を持ちますよ!
その他の”ac”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”cur/ur/car”は「気にかける」「注意する」「世話をする」を意味するパーツ
”cur/ur/car”は「気にかける」「注意する」「世話をする」を意味するパーツです。
「car(注意する・気にかける・世話をする)」のパーツで構成される”care”は動詞として使用すれば「気にかける」「関心がある」、名詞として使用すれば「注意」などの意味を持ちます。
その他の”cur/ur/car”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
- 単語一覧 ※クリックで展開
accurate(形容詞)
①正確な、間違いのない
②精密な、誤差のないaccuracy(名詞)
①的確さ、確実さ
②精度、正確さaccurately(副詞)
①正確に、精密にassurance(名詞)
①保証、請け合い
②確信、自信
③保険assure(動詞・他動詞)
①保証する、約束する
②~だと保証する、確信させる
③納得する
④~を確実にする
⑤保険をかけるassured(形容詞)
①自信のある、厚かましい
②保証された、確実な
③被保険者assuredly(副詞)
①確かに、確実にcare
(名詞)
①世話、介護
②手入れ
③注意
④心配、心配事
(動詞・自動詞)
①関心がある、気に掛ける
(動詞・他動詞)
①気に欠ける
②あえて~したいと思うcarefree(形容詞)
①心配のない、気楽なcareful(形容詞)
①注意深い、用心深い、慎重な
②気を付ける
③綿密な、入念な
④節約をする、無駄遣いしない
⑤心配する、気遣うcarefully(副詞)
①注意深く、慎重に、気を付けてcareless(形容詞)
①不注意な、軽率な、うかつな
②ぞんざいな、不正確な
③(be careless of ~の形で)~に無頓着であるcarelessly(副詞)
①不注意にも、ぞんざいにcarelessness(名詞)
①不注意、軽率、のんきcaress
(名詞)
①愛撫、抱擁、キス
(動詞・他動詞)
①愛撫する、抱擁する、やさしくなでるcharitable(形容詞)
①慈善の、慈善関係の
②人助けの、支援の、奉仕の
③寛大な、寛容なcharity(名詞)
①慈善行為、チャリティー
②慈善団体
③思いやりcherish(動詞・他動詞)
①大事にする、慈しむ、世話をする
②(望みや感情などを)心に抱く、持ち続けるcurable(形容詞)
①治療できる、治せるcurate
(名詞)
①代理牧師、補助司祭
②司祭助手、副司祭
(動詞・他動詞)
①~を企画する
②情報などを収集整理し、付加価値を付けるcurative
(形容詞)
①病気を治す
(名詞)
①治療薬curator(名詞)
①管理者、館長
②学芸員cure
(動詞・他動詞)
①治療する、治す
②解決する、改善する
③取り除く
(動詞・自動詞)
①固まる、乾く
②病気が治る、病気を治す
③保存される
(名詞)
①治療、治療薬
②回復、治療
③解決策、改善策cure-all(名詞)
①万能薬cureless(形容詞)
①治療法のない、不治のcuriosity(名詞)
①好奇心
②珍しいもの、骨とう品curious(形容詞)
①好奇心が強い
②奇妙な、変わった
③入念なcuriously(副詞)
①物珍しそうに、興味ありげに
②奇妙にも、不思議にも
③不思議なくらい、妙にensure(動詞・他動詞)
①確実にする、保証する
②確保するinsecure(形容詞)
①自信が持てない、不安な
②不安定な
③壊れそうなinsecurely(副詞)
①不安定で、不安で、不確かでinsecurity(名詞)
①不安定、危険、不確実、不安
②不安定なものinsurance(名詞)
①保険、保険契約
②保険業
③保険料、掛け金
④予防措置、保険、備えinsure
(動詞・他動詞)
①保険を掛ける
②補填する
(動詞・自動詞)
①保険に入る
②備えをする、予防をするpedicure(名詞)
①ペディキュア
②足の治療、足の指や爪の手入れprocurable(形容詞)
①入手可能なprocuration(名詞)
①入手、調達、獲得
②委任状、委任
③代行、代理
”ate”は形容詞を作るパーツ
”ate”は形容詞を作るパーツです。
他にもこのように品詞を決定するパーツはたくさんありますよ!
「先んじて捕まえること」がコアイメージで、”anticipate”=「予期する」「~に備える」の意味を持ちますよ!
その他の品詞を決定するパーツを使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”accurate”の意味と語源・覚え方のまとめ
”accurate”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒「何かに対して注意を払うこと」がコアイメージ
⇒”accurate”=「正確な」「精密な」の意味を持つ
●”accurate”の語源はラテン語の”accurare”で、意味は「~に向けて」+「注意する」
下記の記事でも紹介していますので、ご参考にして頂ければ!