飼い猫の吐き戻し・嘔吐にお悩みの方向け
吐き戻し・嘔吐の防止効果あり
ダイエット効果はある…が!猫によっては食事がストレスになる可能性がある。
今回は猫の早食い防止用食器、ならびに早食い防止用アタッチメントに関してご紹介します。
猫を飼っていると大変な事のひとつが「吐き戻し・嘔吐」なんですよね。
コダックは小学生の頃、実家で犬を飼っていたのでそれなりに動物との生活には慣れているつもりでしたが、猫たちを飼い始めた当初は意外と吐く事が多いのに驚きました…
画像は吐き戻し直後の茶白…拗ねて隅っこへ行ってしまいました…片付けているのはコダックなのに何故拗ねる…?苦笑
嘔吐=病気とは限らない
猫を飼うのが初めてなコダックは、猫の吐いたゲロを片付けながら「何か病気じゃないだろうか?」とあわあわしていたのですが、長年猫を飼ってきた奥さんは
猫は良く吐くから気にしなくていいよ!
と非常に冷静…
確かに、吐き終わった後の猫たちを見ても、特に呼吸が荒かったりする事もなく、やや興奮してはいますが、他に変わった様子はありません…
とはいえ、単純にゲロが嫌!
健康に問題がないなら、あまり気にする事じゃないのか…?とも思ったのですが、ちょっと考えた所で
という根本的な点に気づいてしまいました。
嘔吐した所がフローリングの上なら掃除も楽ですが、布団の上に吐かれた時はちょっと泣きそうになりました…苦笑
というかすぐに影響が出なくても、嘔吐する事が消化器官に良い訳がないので、いずれは対策が必要だと考えてはいました。
我が家の猫たちが嘔吐する原因は「早食い」だった
そこで嘔吐の原因を探っていくと、我が家の猫たちは餌を食べる時に掻き込むように「早食い」をしている事が分かりました。
画像では分かりませんが「はぐっはぐっ」という音を立てて勢いよく食べていました。
早食い防止用食器
そこで活躍したのが早食い防止用の食器・アタッチメントです。
コダック家では画像のアタッチメントを使用。
確かカインズで300円くらいでした。
凹凸やアタッチメントが邪魔して、食べるのに時間がかかる。
アタッチメントの取り付けは簡単で、吸盤が下面についているので食器に押し当てるだけ…!
そして効果の程はというと…?
おぉ…ゆっくり食べている…!というかゆっくり食べさせられている…!
アタッチメントが邪魔になり、頭の位置を変えたり、皿を動かしたりしながら餌を食べています。
いつもと同じ量を食べるのに1.2倍くらいの時間がかかっている様子です。
嘔吐の回数も感覚的には半分くらいに減ったように思います。
時間をかけて食べる=満腹感?、ダイエットにも効果あり
食べる時間が長くなった影響か、餌を食べる量にも変化が…
以前と同じ量の餌をあげても少し残すように…!
単純に食べにくいだけかと思いますが…苦笑
それでも満腹感はあるのか、餌のおかわりをおねだりする事も特になし。
これはうまくいけばダイエットにもなるかも…?と淡い期待を抱いたのですが…
目の前にあるのに上手く食べれないのはストレスな様子
最初の頃は嘔吐の回数も減り、ダイエット効果もあり…良いことずくしだったのですが、次第に2匹のうち茶白猫の様子が変わってきました…
餌をおねだりするのですが、早食い防止用の皿に入れてもじっとこちらを見て中々食べないのです…
人間にとっても食事が楽しみなように、猫たちにとっても食事は楽しみのひとつだったようです…
もう1匹の白猫は特に気にせず食べていたので、猫の好みもあるかと思いますが…結局かわいそうになってしまい、茶白の皿は通常のものに戻しました。
最後に
早食い防止用の食器・アタッチメントには確かに吐き戻し・嘔吐の防止効果がありますが、猫によっては食事自体がストレスになってしまう場合があります。
この件に限りませんが、何か環境を変える際には猫たちの様子を気にかけるだけの余裕が飼う側の人間にも必要なのかもしれませんね。
餌皿が元に戻って喜ぶ茶白。
…やっぱりダイエットせねば…!苦笑